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自律神経(自律神経失調症)について。

自律神経失調症と言う病名は現在の診断にはない事をご存じでしょうか。多くの精神疾患には自律神経失調の症状が伴うからだと考えられているからです。元来自律神経はその名の通り自立したメカニズムの上で交感神経と副交感神経がリズミカルにバランスを取ります。しかし、そのバランスが崩れてアンバランスになった時に症状が生じます。症状としては、めまい、動悸、頭痛、頭重感、しびれ、耳鳴り、吐き気、むかむか感、気分不良、胃痛、喉の違和感、下痢、お腹が張る、疲れやすい、頻尿、などの症状です。自律神経がアンバランスになりやすい要因としては①精神へのストレスで不安が増大し自律神経に影響してしまう場合。②交感神経と副交感神経は基本的には朝6時から夕方6時までが交感神経優位で夕方6時から翌朝の6時までは副交感神経が優位になる基本的な波があります。生活の仕方やストレスなどでその波が不規則になってくると自律神経の乱れとなり影響が出きます。また、③気温差が7.5度以上ある場合も自律神経に影響すると言われています。以上。医院長より。